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 書きたくなった時に書いて放置しておく処。 好き勝手に書いてるわりに誰かに見てもらいたい願望あり。 染み込む白き沈黙へようこそ
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太陽は真上に
ジリジリとその身を焼いて
いつかは焦げて真っ黒になるのでしょうか?
その火はしばらく鎮まりそうにないけれど

お昼過ぎ
町から町への街道の真ん中で
パサパサのオレンジ色の毛
こんな日でも蝿は仕事を休まない。
前を歩いていた商人風の男が立ち止まったのを感じて顔を上げると
小さなオレンジの毛の塊を道の端へ蹴り上げるところだった。
汗をぬぐって立ち止まる。
カランッとわざと下駄の音を響かせたのは気まぐれ
こちらに顔を向けた男はボクの背負っている大剣を見るやいなや
命よりも大切な用事を思い出したようにゆらゆら揺れてみえる道の向こうへ
さっさと行ってしまった。

近づいて抱き上げて日陰に運ぶ。
ボクは破壊することしか出来ないから、どうしようかと一日で一番暑い時
なにもない街道で一瞬困ってしまったけれど抱き上げた瞬間に
もう助からないことがわかってしまったからそれは一瞬で終わり、
あとは日陰を探すべく視線を走らせればよかった。
水筒の水は小さな口元を濡らして渇いた地面に染みていく
何かが無駄だと告げた。
キリッと小さな爪が腕に食い込むのを見てボクは立ち上がった。
どっかで見たような気がする商人風の男を抜いてさっさとボクは
屋敷に向かって歩いた。走ってたのかもしれないがよく覚えていない。
口元の水滴を舐めるように口を動かすのを見ていた。
鳴いていたのかもしれない。泣いていたのかもしれない。
ボクはそれを見ていた。
門を潜って正面に見える洋館に入らずに離れのほうへ
そうして深いやぶの中で止まった。
止まったのが、わかったから。
此処にすることにした。
深く深く覆われて湿った地面に小さな穴を掘って
日差しのように眩しい色をした小さな子猫を、埋めた。
此処に向日葵を植えようか。
こんな日陰じゃ芽が出るとも知れないけれど
ここに向日葵を植えようか。
一言盛った土の上に落として、緩い月明かりの下に帰ることにした。

嗤う

芳ゐ絵師様、ありがとうございました!
表情いいっす。いい具合で嗤ってます。
細かな表情が描き分けられる技術と洞察力、素敵です。
一度惚れるといろいろ頼みたくなってしまうのはアトリエ中毒の症状の
一つでショウカ?
著作権、使用権に関しては『このブログについて』の「はじめにー」を参照してください。
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玉兎
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女性
職業:
実質的な生産性がない職業
自己紹介:
ぴょんぴょん兎年
でも狐属性
されど猫好き
さっぱりカラカラ
ドライらしい
ゆるゆるダラダラ
でも嵌ると爆走
されど飽き易く
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